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ハワイの風景(13)
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![]() ノースショアの西の果て… モクレイアビーチまでドライブし、山手から昇る美しい満月を眺望。月の周りにふんわりとかかる丸い虹は見えたけれど、小雨が降ったときに月の反対側に現れるという幻の虹、ムーンボウはとうとう観られなかった。 その帰途のこと。オアフ島の中央、ワヒアワのクカニロコに立ち寄った。 クカニロコは、かつて王族の出産が行われたという聖なる場所。パイナップル畑が広がるワヒアワの大平原の中にあり、その昔、この地に住むハワイアンたちが "Center of the Earth" … この世の中心地点だと信じていた場所だ。 ![]() みごとな椰子が二本たち並ぶアーチをくぐって中に入ると、出産に使われた "Birth Stone" と呼ばれる大きな岩がいくつも並んでいる。命を産み出す苦しみ、そして誕生の喜び…。この木立の中は、清らかなエネルギーが流れ、とても静かで心地のよいスポットだ。 ![]() と、突然、パラパラと雨が降り出す音…。けれど、手をかざしてみても、雨粒はいっこうに落ちてこない。どうやら、木立のあたりからその音は聞こえてくるようだ。といっても、風で葉が擦れ合うような音ともちょっと違う。 そのとき、傍に立っていた娘のひながポツリと言った。 「ママ、ハワイアンの大きな大きな男の人たちが走り回っているよ。」 ![]() 出産の地というのに、男の人?と訝っていると、彼女は答えた。 「椰子の木の半分くらいの高さだよ。嬉しそうに走り回っているよ。」 その晩から、不思議なことが起こり始めた…。 (この続きは、mixi でどうぞ!) ★☆★ DATA ★☆★ ●Kukaniloko:ワイキキから車で約40分。パールハーバー方面からH2フリーウェイを北上。8番出口からフリーウェイを降りて道なりに進み、ワヒアワの市街地を抜けて、橋を渡り、最初の信号を過ぎてすぐ左手。 ●姉妹ブログ「心とカラダが元気になる…『楽園サプリ』」も、ぜひどうぞ♪ 最新記事:「サンセットの気功、そして癒しのタイムトリップへ…」 ![]() ![]() ■
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by moehawaii
| 2008-04-30 17:13
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まっすぐ延びる水路と、シンメトリーに植えられた木々…。パキスタンのシャリマールを模したといわれる、ムガール庭園を見学したあと、いよいよ邸宅の扉が開かれ、邸内へ。
![]() 緻密な幾何学模様が広がるモロッコ風の天井や、壁を一面彩る、トルコタイルのモザイク。インドやイランなど、中東各国から集めたタペストリーやオブジェが各所に飾られ、ステンドグラスの窓からは、神秘的な光が差し込んでいる。 ![]() 高さのある白壁にブルーとイエローを基調としたタイルがモザイク状に貼られ、大小の絵画のように配置されているのは、実に見事。陽光が差す緑美しい芝地の中央には、星形の小さな池があり、噴水の音にしばし耳を傾けているだけで、自然と心癒されていく。 ![]() 広々としたスペースに、絵皿や壷、タペストリーなど、数々の芸術品が置かれ、その中央にゆったりとしたソファーが据えられたリビングは、寛ぎ度満点。 天井から床まで全面ガラス張りの窓の向こうには、緑の芝地と噴水、スイミングプール、そしてプレイハウスが…。その先にはダイヤモンドヘッドと紺碧の海が広がり、まるで夢見るような美しさだ。 ![]() ドリスが50代のときに大改装したというこのダイニングルームは、イスラム遊牧民のテントを模したもの。テーブルを照らすシャンデリアは、フランスのバカラ製で、ドリスがごく親しい人だけを呼んで食卓を囲んだというこのダイニングルームは、コージーでありながら豪奢なスペースになっている。 ![]() ![]() モザイクを敷き詰めた美しいゲートをくぐり、ラナイの東側に出ると、プライベートルームに面した裏庭が。そして西側に出ると、リビングに続くメインの庭、そしてスイミングプールのエリアへとアクセスできる。 ![]() 「My Kids」と呼び、我が子のように慈しんだ愛犬たちと、このプールで水浴びを楽しんだというドリス。優雅でありながら、どこか孤独を抱えたその生活は、どのようなものだったのだろう。 ![]() シリアの名家の品々を手に入れ、それを収めるために遊戯室だった場所を大改装したというこのスペースは、きらびやかなインテリアの中にファウンテンが設けられ、占いの部屋といった趣き。奥の小部屋は、陽光が仄かにさしこみ、瞑想するのにおあつらえ向きの感じだ。 究極の美を求めながら、愛する品々に囲まれて暮らしたドリス。彼女は幸せだったのだろうか…。 ★☆★ DATA ★☆★ ●Shangri la Tour: ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ(ホノルル美術館)からバスで出発し、約1時間半のツアー(要予約、12歳以下は不可)/Tel:808-532-3853/催行日時:水〜土曜日の8:30〜/11:00〜/13:30〜/料金:$25 ※詳細は、こちらをどうぞ! → www.shangrilahawaii.org ※屋内は撮影禁止のため、上から4カットと下端の1カットについては、上記サイトの写真を掲載しています。 ●姉妹ブログ「心とカラダが元気になる…『楽園サプリ』」も、ぜひどうぞ♪ 最新記事:「秘密の入り江で、ピクニック」 ![]() ![]() ■
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by moehawaii
| 2007-03-26 21:26
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いつも楽しい企画を立ててみんなを楽しませてくれる、遊び心いっぱいの友人が、バースデーのお祝いに… と招待してくれた「シャングリラツアー」。
![]() わずか12歳で、父の莫大な遺産を相続し、中東〜アジアを幾度となく旅して、イスラムアートの収集に没頭したという「ドリス・デューク」。その贅と美を極めた邸宅「シャングリラ」を、ひとつの芸術品として特別公開する、ユニークな試みだ。 ![]() 極上のイスラムアートをこの地に再現しようと、緻密な彫刻の施された扉や天井、壁一面を覆う色鮮やかなモザイク装飾… さらには数々の骨董品や芸術品の買い付けや配置まで、ドリスが自ら指揮を取り、生涯をかけて創り上げたという、夢の邸宅だ。 ![]() マイクロバスで一路、カハラ方面へと向かう。ダイヤモンドヘッド山麓に広がる家並みのゆったりとした風景を楽しみながら、約15分ほどで、ブラックポイントに到着。 大きなゲートが開き、うっそうとしたジャングルの中を、邸宅へと降りていく。 ![]() バスを降り立ってみると、意外にも、そこは想像していたようなゴージャスな玄関ではなく、ごくシンプルな白壁の建物の中央に、彫刻を施した重々しい扉があるだけだ。 その建物の右側には、「天国の門」をイメージさせるような、一枚の白壁が…。その中央にも、立派な扉が据えられている。 ウェルカムのご挨拶、そして邸宅の由来や写真撮影(屋内は撮影禁止)に関する簡単なオリエンテーションに続いて、扉が開かれると、その向こうには息を呑むような、美しい庭園が広がっていた。…(次回へつづく) ![]() ![]() ★☆★ DATA ★☆★ ●Shangri la Tour: ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ(ホノルル美術館)からバスで出発し、約1時間半のツアー(要予約、12歳以下は不可)/Tel:808-532-3853/催行日時:水〜土曜日の8:30〜/11:00〜/13:30〜/料金:$25 ※詳細は、こちらをどうぞ! → www.shangrilahawaii.org ![]() ![]() ■
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by moehawaii
| 2007-03-18 05:41
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Hauoli Makahiki Hou! (←ハワイ語で "A Happy New Year! "の意)
日本より一日遅れて、楽園ハワイもとうとう新年を迎えた。 ![]() アラワイ運河に本拠をおく「ケアラ・カヌークラブ」。 今回の嬉しい企画は、そのオーナー兼コーチでもあるアンクル・ハワイアンからメンバーたちへの、素敵なプレゼント。 彼の指導で6人乗りのカヌーを2曹繋げて真ん中に板を張り、そこに絨毯を敷いて、デッキ付きのダブルカヌーに…。まるでカタマランのような恰好の、ユニークなダブルカヌーに乗って、大晦日の夜11時、アラワイ運河から出発! アラワイハーバーを経て、アラモアナ沖へと向かった。 ![]() 見晴らしのよいポイントまでやってきたところで、真ん中のデッキに上がり、リラックス。各々持ち寄ったアペタイザーやデザート、シャンペンとワインで、いよいよニューイヤーパーティーの始まりだ。 ダイヤモンドヘッドからパールハーバ方面まで、島の東西へ広がる美しい夜景を一望。時折やってくる大きな波に揺られながらも、大海原の真ん中で星空を振り仰いでいると、なんともいえない開放感に、身も心も安らいでいく。 きわめつけは、友人が手作りしてくれた、年越しそば。洋上で頂く暖かなおそばは、心に触れる素朴な味わいで、夜風で冷えた身体を芯から暖めてくれるよう…。 ![]() 「Happy New Year♪」と皆で祝福し合い、爽快な気分で新年を迎えた。 さて、翌朝は6時に起きて、娘とふたり、東海岸のサンディビーチへ。水平線から昇る初日の出を堪能しようと、ドライブに出掛けた。 ![]() その瞬間、ビーチに詰めかけていたたくさんの人たちのあいだから、いっせいに拍手喝采が…。その場の人たちの気持ちがひとつに繋がったと感じられる、感動の瞬間だった。 太陽はやがて水平線上の雲の中へ。なんとなくそのまま帰るのは惜しいような気がして、さらに東へと車を走らせる。 マカプウ岬を越え、朝一番の光を受けてキラキラと輝く海を眺めながら、お気に入りの場所、ワイマナロビーチへ。ビーチパークに車を停め、林を抜けて白砂のビーチへと出てみると、そこにはもうひとつのプレゼントが待ち受けていた…。 ![]() ★☆★ DATA ★☆★ ●Keala Canoe Club:毎朝6時〜8時、アラワイ運河(マッカレー橋下)からアラモアナ/ワイキキ沖まで、パドリングを催行。初心者もOK。参加無料。 ※お問合わせは、こちら → akikocastle@hotmail.com(日本語OK!) ![]() ■
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by moehawaii
| 2007-01-03 06:33
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フルムーンを迎えた先週金曜日の夜、友人に誘われて、カヌーのパドリングに出掛けた。
![]() ちょうど西の空に陽が沈み、夕闇が迫りはじめた頃、アラワイ運河に掛かるマッカレー橋の下に、親子3組が集合。お弁当や飲み物を詰めたクーラーボックスを各々携え、6人乗りのアウトリガーカヌーに乗り込んだ。 前の人から順番に、左右交互にオールを構え、ナビゲーターのかけ声と共に、ペースを合わせて、前から後ろへと上半身をストレッチしながら、バドリング。ゆっくりと川面へと漕ぎだしていく。 マッカレーの橋をくぐり、アラワイハーバーの方向へ。ひと漕ぎするごとに、全長10mにも及ぶボートが、川面を滑るように、ゆっくりと進んでいく。右を10回パドルしたら「Hut!」のかけ声と共に、オールを持ち替え、左を10回パドル。 いつのまにか辺りが暗くなり、運河の両脇にそびえるビル群の灯りが美しくなってきた。月明かりのせいか、日が暮れても、なおやさしい光が行く手を照らし、水面がところどころキラキラと輝いている。 ![]() 振り向くと、プリンスホテルのツインタワーのあいだに、満月がぽっかりと浮かんでいた。 ![]() まんまるの可愛らしいお月様に見とれながら、ワイキキ方面へとゆっくり方向転換。プリンスホテル、イリカイホテルの前を過ぎ、ヒルトンのラグーン沖にあるサンドバーに停泊。いよいよお月見タイムだ。 心地よい潮風を肌に感じながら、洋上で楽しむ夜のピクニック! 手作りのおむすびやゆで卵、フライドチキン、野菜スティック、フルーツ、そしてアイスティー。素朴な品々が、満月の下では、たちまち豪華なディナーに様変わり。その美味しさといったら…。 ![]() 海の波間に次々と色鮮やかな花火が映る様は、まるで万華鏡を覗いているかのようだ。 洋上に望むワイキキのイルミネーション、その上に浮かぶ美しい満月、そして洋上に照り映える花火の宴…。夢のような時を過ごし、瞬く間に夜は更けていった。 ![]() その名の通り、100%の血統を誇るピュアハワイアンで、その逞しい風貌は、さながらデューク・カハナモクのよう。かつては米軍キャンプでレスキュー指導の要職に就いていたというだけあって、70代とはとても思えない精悍な容姿だ。 彼は退役後、サーフィンの事故で亡くなった愛息ケアラの名を取り、ケアラ・カヌークラブを設立。アウトリガーカヌーの普及とチームの育成を夢見て、毎日早朝6時〜8時、希望者を募ってアラワイ運河からカヌーを繰り出し、無料でパドリングのトレーニングをしているのだそう。 友人は、数ヶ月前にハワイアンと出会い、カヌーライドを初体験。以来、パドリングの楽しさに魅了され、今ではケアラ・カヌークラブの主力メンバーとなっている。 次回は、早朝のパドリングに挑戦しようかなと思案中…。皆さんも、ご一緒にいかが? ★☆★ DATA ★☆★ ●Keala Canoe Club:毎朝6時〜8時、アラワイ運河(マッカレー橋下)からアラモアナ/ワイキキ沖まで、カヌーライドを催行。参加無料。 ※お問合わせは、こちら → akikocastle@hotmail.com(日本語OK!) ![]() ■
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by moehawaii
| 2006-10-12 19:35
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ある晴れた日の午後、愛車Scionを走らせ、ノースショアへと向かった。
ホノルルからパールハーバー方面へ向かうH1フリーウェイに乗り、降り注ぐ午後の陽射しを正面に浴びながら、西へ西へと走る。 パールハーバーを通過してまもなく、右手に進路をとり、島の中央へとアクセスするH2フリーウェイへ。そして、終点ワヒアワタウンからハイウェイ99号線へ入り、パイナップル畑が一面広がる赤土大地の真っ只中を疾走する。 ![]() この丘の上に、オアフ島で最大規模といわれる、古代ハワイアンの聖地があるのだ。 フードランドを左手に見ながら、Pupukea Roadを上っていくと、やがてヘアピンカーブが現れ、緑深いワイメア渓谷の尾根を辿る山道へと入っていく。ワイメア湾とそれに続くノースの美しいショアラインを眼下に眺めながら、急勾配のワインディングロードをゆっくりと上っていくと、右手にカメハメハ大王の標識… そして「Puu O Mahuka Heiau」の案内表示が見えてきた。 ここから右折して、山林の中を走るドライブウェイを進んでいくのだ。 ![]() やがて視界が開け、まぶしい陽射しの下に、緑の野原が現れた。その向こうには、傾きかけた陽光に輝く海と、抜けるような青空が広がっている。 車から降り立つと、目の前に、石垣で囲まれた巨大な遺跡が姿を現した。 プウオマフカ・ヘイアウ…。時は1770年代。のちにハワイ諸島を統一した大王カメハメハの命を受け、相次ぐ戦いの勝利と平和を祈願して、神官カオプルプルの手により建てられたという、古代ハワイアンの神殿だ。 戦いのときには、生け贄が捧げれらこともあったというこのヘイアウには、戦いの神でありながら、同時に森の薬草と癒しを司る神でもあった「クー」が祀られ、今なお、その力づよいエネルギーが、辺り一帯に流れているかのようだ。 ![]() 大いなる自然の中に神々の存在を見い出し、それを深く崇拝してきたハワイアンたちの心が、今なおここに息づいているのが、はっきりと感じられる。 この地に再び来られたことを感謝しながら、石垣の周りをぐるりと巡るトレイル(散策路)を歩き始めた。 静寂な空気の中に、時折聞こえる鳥のさえずり…。肌をすりぬけていくやわらかな風とさわさわとそよぐ草木の音が、身も心もやさしく包み込んでくれる。 ヘイアウの裾をぐるっと廻り、反対側に出ると、その先は切り立った崖になっていて、眼下には白波が押し寄せるワイメア湾が広がっていた。 ![]() そういえば、かつてここには大木が立ち、気持ちのよい木陰をつくっていた。 あるとき、その木陰で休もうとして、不思議な音を聞いた。クリクリクリ…という、どこかはかなげで生々しい音。そのとき、なぜだかわからないが、この木は私たちに何か話しかけている…と感じたのだった。 まるで精霊が宿っているかのように思えたその大木は、もうない。 ただ呆然と、そこに残された巨大な切り株を眺めていたら、ふと何かを感じた。何百年にも渡ってこの土地を守り、見守り続けてきた精霊たちの溜め息が、どこからか聞こえるような気がした。 ★☆★ DATA ★☆★ ●Puu O Mahuka Heiau: ワイキキから車で約50分。H1-WestからH2-Northへ入り、終点ワヒアワからHwy.99を北上。ハレイワからHwy.83へ。ワイメア湾を過ぎ、ププケアビーチ前(フードランドの手前)を右折し、Pupukea Roadへ。丘へ上る途中、カメハメハ大王の標識から右折。山林の中を走る細いドライブウェイを10分ほど行った終点。入場無料。 ![]() ■
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by moehawaii
| 2006-05-31 18:34
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オアフ島の東海岸に、一般の旅行者にはあまり知られていない絶景のスポットがある。
![]() マカプウ岬は、その名の通り小高い丘になっていて、麓から丘のトップまで、鋪装されたトレイル(登山道)がのびている。トップの展望台までは、徒歩30分。道は比較的なだらかで、トレッキングのレベルで言えば、ダイヤモンドヘッドとほぼ同じといったところだろうか。子連れでも楽しく登れるハイキングコースとして、地元の人たちのあいだで人気のスポットとなっている。 ![]() 冬になると、この岬の沿岸にクジラがやってくる。アラスカ近海で夏場を過ごした座頭クジラたちが、いよいよ出産シーズンを迎え、12月〜3月にかけて、ハワイ沖へ移動してくるのだ。 ![]() 波間に見え隠れするバックやテール。運よくブリーチングを目撃すれば、その優美なボディをまるごと目の当たりにすることができる。 ![]() ドカ〜ン!と、まるで何かが爆発したかのような音。まさかと思いながら、突き出した崖の先端に駆け寄り、下を覗くと、岬の麓からそれほど遠くない沖合に、崩れ落ちていく水の柱が見えた。と、まもなく、そのすぐ先に黒い巨体がニョキッと現れ、のけぞるような格好で優美な曲線を描く。そして次の瞬間、ドカ〜ン!と、またあの轟音が鳴り響いた。 ![]() ホエールウォッチングは、クジラの活動が盛んな午前10時から午後3時くらいがベスト。岬のトップまで登りつめれば、ぐるりと広がる大パノラマのどこかに、きっとクジラの姿を見つけることができるだろう。ダイナミックなその姿を間近に見たければ、双眼鏡をお忘れなく。 ★☆★ DATA ★☆★ ●マカプウ岬:ワイキキ&カハラ方面から Kalanianaole Hwy.を東(ハナウマ湾方面)へドライブ。ハナウマ湾〜サンディビーチ〜ハワイカイゴルフコース入り口を過ぎて、500mほど先に見えてくる坂の途中で、路上駐車。丘の麓に一面広がる野原の真ん中を、丘へ登っていくトレイル(鋪装された登山道)がある。 ![]() ■
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by moehawaii
| 2006-01-20 22:27
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